
2010年、5月7日。昨晩発生した山火事で町が騒然となる中、クロエとレイチェルは突如現れた謎の女性の一件で人生が掻き乱されつつあった。互いは俄かに共鳴し、打ち解ける。まるで寄り添い合うように…

翌朝。
週末の学校に、
“二人の生徒” が呼び出しを受ける。

やたらと険しい顔の校長先生と
生徒の保護者たち。
招集されたのは
演劇科の優等生
“レイチェル=アンバー” と、
科学科の問題児
“クロエ=プライス” である。
議題は…
議題は、
昨日の両名の “授業放棄” について。
目下 町の消防隊員様方が
現在必死に鎮火なさっている
“山火事” のコトは…
と、とてもじゃないけど
ダレにもいえないぜ…!!!!!!!!!!!!…(震)
:[´◦ω◦`]: ガクブル

“山火事を起こした張本人”
激情の魔女は
涼しい顔をして校長先生を見つめてる。
部屋の緊張感から察するに、
どうやら昨日みたく
注意喚起だけで終わるような
生易しい空気じゃないぞ。
まったくご大層なこった。。
[‧̣̥̇๑و•̀ω•́]و))
さーて…! どう動こうか?クロエ…?

Σ [‧̣̥̇ ´✷ฺЗ✷ฺ]・;゙.{グサッ!〕
ドラッグの話で
先手を打たれるクロエ。
とはいえ昨日の “廃工場” で
“フランク” ッて売人と
話をしてるトコを
モロに見ちゃったからなー。
✧_[꒪ཀ꒪ ◞ ∠]_
厳密にいえば
どうやらクロエの嗜好品は
“コカ◯ン” “ヘ◯イン” の類ではなく
“大麻(マリ◯ァナ)” のようではあるし、
数年以内には
コロラド州やワシントン州では
合法化される見込みでは
あるっぽいけれど…
すまぬクロエ。
タバコくらいなら目を瞑れるけれど、
僕もソレばっかりは
ちょっと擁護できないぜ。。
クスリ、ダメ、絶対!
僕が君を操作している限りは
一服たりとも “マッタリ” とは
させないぜ! [‧̣̥̇ ‾᷅д‾᷄]و ̑̑ ✧
まじだからな!クロエ!!!!!!

な…なんか、一方的というか
あきらかに劣勢不利だね。
よくない方向に話が行きそうだけど…??

“今回が決定打” 。。。
校長が何をか言わんやの
まさにそのとき、
“優等生レイチェル” が
助け舟を出してくれた。かたじけない。
[‧̣̥̇ ー`дー´]∧))✧

Σ[☉o☉]{!〕
こ、ココでも まさかのセコンド登場!!!?
そんな…こんな不利な状況下で、
クロエの母ちゃんも
クロエを援護してくれるなんて。
そんな選択肢出されちゃっても…!
そんなの決まってるじゃん…
[‧̣̥̇ŏ ⌓ ŏ ]
°˖✧◝[⁰▿⁰]◜✧˖°
“けしかける” に
決まってんじゃーーーん!!
どうぞ
やっちまってください!お母様!!!!!!!!!!
╭[✪∀✪]و ̑̑ ✧✧✧✧

ꉂ [>ᗨ<]b

レイ=ウェルズ校長。まず
あなたが落ち着いてください。
なぜに起立しているのですか(笑)。

座ろうぜ。校長✧

Σ[๑°ㅁ°๑]{!〕
そうか。検事局で働く…!
今までスルーしちゃってたけど、
この後ろにいるオッサンが
レイチェルのお父さんか。
き…昨日のワンピースの、
“白いドレスの女” と密会していた…。
レイチェル、、
改めて よく涼しい顔してられるなぁ。

そうこうしているうちに
本題の方の議論も拍車がかかってきた。
どうやら授業をサボった原因…つまり
どちらがどちらを “けしかけた” のかが
今回の責任追及の
争点になっているらしい。
[´-_ゝ-] ))
わかってる。
ホントは…最初に学校をサボろうと
発言したのは
レイチェルの方だ。
でも
そのおかげで昨日のクロエが
久しぶりに笑顔になれたのも
本当のコトだ。
レイチェルに追及の手が上がれば…
彼女は今夜の晴れ舞台で
衣装に袖を通せないらしい。
ただ、クロエの責任が軽くなれば
校長の口から出かけていた
極めて深刻そうな言葉を
クロエは聞かなくて済むかもしれない。
僕は…!

“レイチェルを守る” !!!!!!
˚‧º· \[˚ ˃̣̣̥᷄ д ˂̣̣̥᷅ ]/ ‧º·˚
クロエが立った!✧

校長は座った!✧

クロエの一世一代の大芝居は…
なんとか功を奏したっぽいね。
ひとまずレイチェルの方の処分は
取り消せたみたい✧✧
でも、クロエは…!!?

Σ[‧̣̥̇ Д ]ﻌﻌﻌﻌ⊙ ⊙ {•••!!!!!!〕
マ
ジ
か
。
。
。
。
。

校長室の外に出ると…
クロエの母ちゃんは
レイチェル夫妻に挨拶を。
改めてよくできたママさんだぜ))
ホントなんでデイビッドみたいなのと
付き合ってるんだろう。 [° ꈊ °]〜✧
関係ないか☻?
あるか、いや…ないか☻✧
いやはや、この度はクロエが
ウチの子が
申し訳ありません。 [‧̣̥̇ •᷄⌓•᷅ ]∧))

そっけない! Σ [๑¤¸¤๑]おのれ、
レイチェルの破廉恥オヤジめ。。
いつか目にもの見せてくれる。

警備員スキップに見送られて
“ブラックウェル” を去る
支度をするクロエ。
同調してくれてありがとよ、スキップ❋
[ ˊ̱ᴗˋ̱ ]{•••〕
まあまあ、悪いのはコッチだから。
校長に非はないよ?
ホント色々迷惑かけちゃったよなぁ。
まあまあ。
まあ。。
大人になりましょうよスキップ。
うん。 まあ。。
なんにしてもクロエは
今日で学校を退学。
なんだか あっけないなあ。
“おしまい” ってのは
いつも…こんな感じなんだろうか。
ああ!
こんな結末になるってわかってたなら
カッコつけないで…
黙っとくんだった。
時間が巻き戻せたらなぁ。。
[ ꒦ິ⌑꒦ີ ]

ロッカーにはクロエの私物がたくさん。
“教科書”
“たばこ”
“昔飼っていたネコの写真”
“パンダのキーホルダー”
“マジックペン”
“ガム”
それと…
秘密の場所に
かくしてある “マリファ◯” (苦笑)。
さーて、なにを持って帰ろうか。
準備OK。
必要な物はポケットに詰め込んだ。
校舎にさよならを言おう。。
••• “ガサゴソッ” 。
でも、
でも最後にもう一度────────────

“キュポッ”
おもいっきり迷惑かけてやる✧
ꉂ [ꐦಠᗨಠ ]b✧
ら
[ꐦಠᗨಠ ]b✧
く
[ꐦಠᗨಠ ]b✧
が
[ꐦಠᗨಠ ]b✧
き!
し
ま
く
っ
っ
っ
る
う
う
う
う
う
ぁ
お
お
お
お
お
お
!
!
!
!
!
!
!
!
!
!
!
!
!
!
!
!
!
!
!
!
!
!
!!!!!!!!!!!!

✧ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ✧

ざまみろ校長! ꉂ[* ŎਊŎ]و ̑̑ ✧
あばよ! “ビクトリア” 。
あ〜、
ちょっとはスッキリした✧ [˶‾᷄ ⁻̫ ‾᷅˵]=3

校舎横の “駐車場” に到着✧
さよなら、スキップ。
“ピスヘッド(ロックバンド)” の活動
がんばれよ!

げ。。
“デイビッド” が来てるぢゃん。
少し遠回りしようっと…。
ん?
あれ。 “エリオット” じゃないか。
キミみたいな優等生が
なんで休みの学校にいるんだい??

……………え(苦笑)。?

エリオット、
なんか顔変わってない(笑)?
[‧̣̥̇☌⌓☌]{•••〕
と、いうか。 ん??
今…直近で退学になったって
ハナシしてたよね(苦笑)?
なんだってこの状況で
デートに誘うかな。。
ꉂ[‧̣̥̇ ー`ᗨー´]ゞ))
クロエは気にしてないみたいだから
いいけどさ?
気持ちはわかるけど…
相手の気持ちは無視ってゆうか
そーゆうゴムっぽいマネは
僕はやめといた方がいいと思うぜ。
エリオット。
当然、約束はキャンセルで。すまんね。

さてさて…。
たのむから今日は
おだかやにいこうぞ? “デイビッド” 。

Σ[ 」゚д゚]」デイビッドォォォォォ~ イ

|||||||||| [。 。 ] ||||||||||
ああ、、、ごめんよ、母ちゃん。。

Σ[๑°ㅁ°๑]{!!!!?〕
マジ(笑)!?
ま…まさかの “持ち物検査” かよ!
いいよ、
わかったよ!
後悔しても知らないぞデイビッド!!!

! おっと…

“忘れモン” だぜ!!!!!!!!!!!!!!
[ ꐦಠ益ಠ]و ̑̑ ✧✧✧✧
(ロッカーに隠してた “ハッパ”
もって こなくてよかった〜
:[´◦ω◦`]:ガクブル )

₍₍ [°Д°`‧̣̥̇ ≡ ‧̣̥̇´°д°] ₎₎
やだよ〜。
僕デイビッドすげえキライだよ〜。
顔もスゲー近いしさぁ。

“一緒に…住む” ?

大好きだったお父さんの居た場所に、
大嫌いな男が住み着くことが決まった。
((( ┐[ -“-]┌ ))
災難に次ぐ災難、
泣きっ面にハチとでも言うか。
いよいよ居場所がなくなってきたね…、
クロエ。

とりあえず
昨日の “廃品置き場” でひとやすみ。
これからはもう
日課の学校も
なくなっちゃったからな。。
いっそどこかへ
行こうにも “足” だってないし。
ヒマだ(苦笑)。
ど•••どうしよう。

“このクルマ” …。
ボロだけど、エンジンはまだ生きてる。
直せば全然乗れるかもしれないな。

クロエはむかし
生前のお父さんから工具の使い方を
教わったコトがあるらしい。
いまはマトモな修理はできないけど
とりあえず内装をなんとかしてやるか✧
必要なものは…
“助手席下のマット”
“室内灯”
“座席のシート”
ふむふむ。
なにか “代用できそうなモノ” を
このゴミ山から探し出してみよう。
[ ━☞´◔‿ゝ◔`]━☞✧

物品の捜索中
まだ使えそうなラジオを発見。
探検にはBGMが必要だ、
ローカル局の音楽番組をチューニング✧
[ ☉_☉]{!〕
あれ?この…ながれてきた曲、
昨日試聴した学校の
警備員の…スキップのバンドじゃん!
あいつ早速
デモテープをラジオ局に送ったんだ!
すごい♫ やるね、いいね!
がんばれよ!
[ ˃̶͈̀w˂̶͈́]੭ꠥ⁾⁾ ✧

ボビンヘッド(頭がフリフリする置物)の
フィギュアも発見✧
まあまあ、内装はこんなもんでしょう♫
お守りついでの落書きも
車内にほどこしてっ…と✎))

ダッシュボードの中には
“ニット帽” が。
クルマからのありがとうって
トコかな☻))
Σ [◎_• ]{!〕
“ピロロロロロ•••” !
ん? 電話。だれだろう

昨日 “廃工場” で会った…
売人の “フランク=バワーズ” からだ。
もしもし?要件はなに?

“話” …ってなんだろ?
[ ´Д`] y━・~~
まあもういいや、なるようになれ、だ。
一仕事終えて
ちょっぴりおねむなクロエ。
まずはタバコを軽く一本…っと✧

Σ [‧̣̥̇ ☉´Д☉]{!!!!!!!!?〕

ꉂ[‧̣̥̇ʘ‿ʘ]{•••!!!〕
ゆ… “夢” か。
あやうくクロエも
ボヤ騒ぎを起こすところだったね。
気持ちは大変ありがたいですが…!
もうちょっと優しく起こしてくれても
良かったんじゃないスか、お父様。
迫力満点で
あやうくチビるところでしたよ(笑)✧
ꉂ[‧̣̥̇ ° ω°] ドキドキ•••!!
やあ、レイチェル。

そうか。ふたりはこの田舎町…
“アルカディア•ベイ” を
いつか出ようと決めたんだっけ。
雨降って地かたまる、ってヤツかな。
なんか昨日よりも
グッと仲良くなったみたい。

まるで “キャリー” だ(笑)❋
Σ[๑°ㅁ°๑]{!〕
え。なんか急に
“カウンセリングごっこ” が
始まったぞ(笑)。

レイチェルはね…
クロエの “専属カウンセラー” 設定で。
よろしくおねがいしまーす))


過激派ですねー、先生(笑)✧

今度は情熱系のクロエ先生の番。
Σ[‧̣̥̇๑°ᗨ°๑]{!〕
て…ちょっ、クロエ先生。
いきなり核心ついちゃってるぜ!!!!!!!!!!?

|||||||||| [。 。 ] |||||||||| ズーン。
レイチェルは
相手をイジるのは好きなのに
自分はメチャメチャ打たれ弱い。
まるで “おじょうさま” だね))
ꉂ[๑ŏ w ŏ๑]
だれかと付き合うというコトは…
その人の新しい色々な面が見えてくる、
というコト。
その価値観や性分を
受け入れたり
突っぱねたりの繰り返しで
僕たちは “関係性” ってヤツを
築いていく。
毎日が地獄にいるみたい。
レイチェルはそう呟いて
クロエの肩に寄り添った。

ꉂ[ ´•௰•`]
なんかクロエがいい顔になるのって、
きまって
誰かを励ましてる時な気がする。
多分相手のコトも…
まるで自分のコトみたいに
考えられるヤツなんだろうな。
ふたりの雑談は尽きない。
••• “♬♩〜” 。

ふふ、すっかり悪友だぜ✧ ꉂ[๑´ᴗ`๑]
ただもう “火遊び” はカンベンしてよ♫

“廃品置き場” の一角に、
まだ使えそうなプレハブを発見✧
よーし…ここを “別荘” にしよう!
٩[*ÒωÓ*]و✧
まずは
レイチェルからもらったバッグの中から
服を取り出して、
お着替えタイムだぜ♫

₍₍\[´ω` ]/₎₎ ₍₍\[ ´]/₎₎ ₍₍\[ ´ω`]/₎₎~♪✧
完了!
ふふ。心なしかジャスミンの
いい香りがする❋
なんだか
レイチェルと一緒にいるみたいで
さみしさが溶けていくよ。
Σ[′•з•`]{!〕
“ピロロロロロ•••” !
“フランク” から電話だ。
もう “廃品置き場” に到着して
車を外に停めてあるらしい。
よーし出よ…

Σ [‧̣̥̇◎∀◎]{!!!?〕
こ、この “キャンピングカー” は…!
昨日クロエに
おもいっきりイタズラ書き
させちゃった…!?
フランクの乗り物だったのか。
ま、まさか話ってのはこのコトで…!!?
₍₍ [°Д°`‧̣̥̇ ≡ ‧̣̥̇´°д°] ₎₎ アワワワ•••!!?
“ガチャッ” 。

Σ[ ☉_☉]{!〕
いまのは…!?
“白いドレスの女” …!
うん。多分まちがいない、
昨日レイチェルの親父と
“自然公園” で会っていた例の女性だ。
ここら辺では
見かけたコトのない顔だとクロエ。
最近
この田舎町 “アルカディア•ベイ” に
やってきたのだろうか。
でも何のために??
一体レイチェルの父親との関係は…?
気になるな、追うか…!!?
⊂[‘ω’⊂ ] ))))))))
Σ ⊂[‘ω’⊂ ]))
っと。
まずはフランクとの “話” が
先だったよね。
彼の “キャンピングカー” から
出てきたってコトは
いざとなったら何かしらの手掛かりも
掴めるだろうし…。
とりあえず “白いドレスの女” のコトは
後回しで。

へーっ、けっこうキレイに
してるじゃん。 [ ☌3☌]〜✧
クロエが乗車すると
フランクはエンジンをかけ
ハンドルをにぎって…
どこかに向かい始める。

車内に飾ってあった写真。
このフランクの横にいる
タトゥーびっしりの強面が
まえに要注意人物だといわれた
“デイモン=メリック” か。
フランクとおなじ “売人” だけど
彼の取り立てには容赦がないらしい。
血生臭い話もチラホラ。
多分会うこともないだろうけど…
一応、 “デイモン” には気をつけよう。

⁄[⁄ ⁄•⁄∀⁄•⁄ ⁄]⁄{!〕
うはァ〜! か…かわいい仔犬だ!✧
処分寸前だった捨て犬を
保健所から引き取ったらしく
名前は “ポンピドゥー” 。
フランス語らしい。
フランクが名付け親なんだってさ。

•••え(笑)✧?

昨日レイチェルの父親と密会していた
“白いドレスの女” の名前は “セラ” 。
フランクって… “売人” の割には
個人情報ポイポイ話してくれるよね☻✧
名前通り壁を作らない率直な性格なのか
あるいはアマちゃんなのか、
それとも相手がクロエだからなのか))
多分、根は悪いヤツじゃないんだ。
そのままでいてほしいなぁ。
さて…ぼちぼち本題に入ろう。
フランクに尋ねられるクロエ。
“おまえ、ドリューって野郎を
知ってるか?”

そこじゃないよ、クロエ(笑)✧[ ◜◡◝ ]

“ドリュー=ノース” が
学校のアメリカンフットボール部内で
選手相手にドラッグを捌いている?
今朝校長室で
ドリューの名前が上がったときには…
校長は彼を擁護していたのに。
僕はアメフトのコトは
よくわからないけど
彼は かなりすごい選手で
将来有望って話も聞いてたから…
ちょっと以外だな。
うーむ、なんだってまた
そんな危険な真似を。
人違い…?ってワケでもなさそうだし。
どういうコトだろう。
[๑•᷅ε •๑]{•••?〕
クロエはフランクの提案を飲むコトに。
フランク曰く
“デイモン” が動くと色々と
“事件” になる危険性があるので、
こっそりドリューの私室に忍び込んで
ハネた利益(うわまえ) を回収し
何事もなく利益を還元…
あとはフランクが
うまく場を収集できれば
下手な暴力沙汰には
ならないで済むだろうという
プランらしい。
なるほど、 “穏便に” ってヤツね。

話はまとまった。
向かうは
“ブラックウェル” の “男子寮” …、
ドリューの部屋だ。

こんなに早く戻ってくるとはねー。

写真学科の “エバン” だ。
あいかわらず
熱心にカメラ小僧やってる))
僕はむしろ
その猟奇的なポーズを撮りたいよ✧

昨日ゲームを一緒にやった
演劇科の “ステフ” も発見✧
ちょっと挨拶していくかな☻))
やあステフ♫
ええと…、演劇の発表回はたしか
今夜だったよね。
調子はどう?

なんか色々準備で忙しいみたい☻))
いいな、楽しそうで。
好きなコト•やりたいコトがあるって…
なんかすごくステキだし、
うらやましいよ。
もちろん世の中には
そういうのをけなすヒトも
たくさんいるけど
自分はそういうものがないから、
だからその分
“がんばっているヒト” を全力で
応援できるのがクロエなのかもね。
レイチェルのおかげで
“トゲ” が取れて…すこしずつ
クロエの良いトコロも
みえてきた気がする。
ありがとう。ジャマしてごめんな))
バイバイ、ステフ★
•
•
•
•
ゴ
ゴ
ゴ
ゴ
ゴ
ゴ
ゴ
ゴ
ゴ
ゴ
ゴ
ゴ
ゴ
ゴ
ゴ
ゴ
ゴ
ゴ
ゴ
ゴ
ゴ
ゴ
ゴ
ゴ
ゴ
ゴ
ゴ
ゴゴゴゴゴゴゴゴ

★ サミュエル=テイラー

私立学校 “ブラックウェル” で
長く働いている用務員さん。
なんとも筆舌に尽くしがたい
特殊な雰囲気(オーラ) と
独特の言動(クンフー) を持つ
モップとバケツの使い手であり、
その次元を超えた視点から一部生徒からは
絶大な人気がある。
正直、
クロエはすこし気持ち悪いと思っている。

サミュエル=テイラー。
またの名を “サミュエル老師” 。
その
森羅万象すべてを見通す異様な眼力、
一部コミッショナーサイドにおいて
宇宙とも繋がっているという
至玉の知識の数々は
CIAにもマークされ、かの有名な
諸葛亮孔明や アレクサンドロス大王も
教えを乞いに足を運んだという。
そんな人物が
一体なぜ田舎町の学舎で用務員さんを
しているのかは
今世紀最大の謎であるが、
とにもかくにも僕はサミュエルが
大好きなのである。
今朝のトイレ事変、
クロエのちょっとした “テロ行為” も
彼の力によって
あっという間に無に帰された。
しばしクロエとの支離滅裂でジワる…
常人には決して理解しがたい
崇高なる対話をお楽しみいただきたい。
|ω・`] チラッ✧







ありがとうございました。 ₍₍o┓
“ガチャッ” 。

なんとか “男子寮” 内の
ドリューの部屋に到着。
不法侵入に無許可のガサ入れ。
見つかったらゼッタイやばいよね。
さーて、早いとこ
フランクに頼まれた “お金” を
回収してしまおう…!

机の上には大学からの推薦状が✧
謙虚に
スポーツマンやってれば
未来が約束されてたのに、
一体なんでドラッグなんかを…?
しかもよりによって怖い噂の多い
“デイモン=メリック” の手足に
なっていたなんて。
優しそうな
フランクの方にしとけば良かったのに。
そういう問題じゃないか(苦笑)。

昨日ステフと一緒に
ゲームで遊んだ “マイキー” だ。
そういえばドリューとは
実の兄弟だったっけ))
横に写っているのは
ふたりのお父さんかな☻?
たしか “ネイサン” の親父さんのせいで
働いていた造船所が
なくなっちゃったって
突っかかってたけれど…。

メールの履歴だ。
チーム内でドラッグを捌いてたってのは
マジなんだな…
Σ[๑•᷅ε •๑]{!〕
おぉっと。。厳重そうな “コレ” は…!

[ ≖ˇェˇ≖]b✧
ビンゴ!& ミッションコンプリート♫
鍵の数字番号は
部屋の中で見かけた “アレ” だった✧
ドリューらしいね。
さぁ…!だれかに見られるまえに
急いでココを出ないとバレ
“ガチャッ” 。

Σ[‧̣̥̇ Д ]ﻌﻌﻌﻌ⊙ ⊙
秒で バレた(苦笑)。。。
Σ[‧̣̥̇ ´༎ຶД༎ຶ`]ノシ
いや…!? ちが!ちがうんです!
コレは!
今日学校を退学になった後に
最近ハウスクリーニングの
バイトをですねぇ、
はじめましてですね…!!!!!?
Σ[‧̣̥̇ ´༎ຶД༎ຶ`]ノシ
Σ[‧̣̥̇ ๑°ㅁ°]ノシ{!?〕
あれ?二人共あんまり気にしてない??
と…いうかなんか急いでる?
荷物をまとめて寮から逃げようと…?
!
廊下から男の声が

Σ[‧̣̥̇ ๑°m°๑]{!?〕
あ…あのシルエット…!!!
そして右腕にわずかに覗く
ヤバ気なタトゥー。
“キャンピングカー” の
車内に飾ってあった写真の、
フランクと写っていた…!
まさか…
“デイモン=メリック” !?

ドリューと “デイモン” が口論してる。
どうやらドリューは執拗に
暴行を受けてるみたいだ。
ドア越しに鈍い振動が伝わってくる。
“デイモン” に金を渡せば…
ドリューはこれ以上
痛い目に合わなくて済むかもしれない。
ただ、マイキーやドリューからは
白い目で見られるだろうし
最悪 警察に突き出されるかも。
このまま何も言わずにやり過ごせば…
フランクに金を渡して、
自分の “ツケ” がチャラになるどころか
レイチェルとの旅費も貯まる。
ヤバイやつだと
もっぱらの噂の “デイモン” とも
顔を合わせずに済む。
[‧̣̥̇ ≖ˇェˇ≖]{•••!!!〕
“ごめん、ドリュー” 。
“ボキッ” !!!!!!!

神経を逆なでするような笑い声とともに
重たい靴の音が遠ざかっていく。
急いでドアを開けると
ボロボロな姿で
床に突っ伏したドリューが、
冷や汗をかきながら左足を抑えていた。

ドリューは
クロエが弟を庇うために、
ドアの向こうで自分の弟を
抑え込んでくれていた…と勘違いした。
卑怯者だと憎まれ口を
叩かれるのを覚悟していたのに…
まさか
お礼を言われるなんて
思ってもみなかった。
お金は…返せなかった。

夕焼けと山火事。
どこまでが雲で
どこまでが煙かもわからない…
まるで空と大地が
溶けあっているかのような
幻想的な日没だった。
レイチェルから携帯にメールが届き、
クロエはせめて一声掛けてから
外へ出ようと演劇科の舞台裏に向かう。

Σ[๑°ㅁ°๑]{!〕
メイクのせいで
パッと見わからなかったけれど…
昨日ドリューにイジメられてた
“ネイサン” が
今日は自分の親父にイジメられてるぞ。
そんなセリフ
息子に吐きますかね、旦那✧
やめといた方がいいぜ?
今に性格歪むってソイツ。
[๑•᷅ε •๑]ノシ

正直 “ネイサン” のコトは
あんまし好きになれそうにないけど…
一方的な展開ってのも
見ていてあまり
気持ちのイイもんじゃないからな。
黙って見てもいられん。
[ ꐦ≖ˇェˇ≖]و ̑̑ ✧
ちょっとだけカマしてやるか。

親父は捨てゼリフを吐いて
何処かに行っちゃった。
◟[ ꒵͒₃꒵͒]◞ʺ〜♪
な〜んか全然
手応えがなかったけど、まあいいや✧
はやくレイチェルのところに行こう。
えーと、楽屋は…☻))

“ビクトリア=チェイス” ✧
なんだろう、
なにか今、とてつもなく
おぞましい現場を見てしまった
気がする。。。。[ ´ ཫ `]✧
なるほど、
ビクトリアのコトは
全然よく知らないけれど…
今朝の校長室の
“レイチェル代役のクダリ” から
想像してみるに
きっとレイチェルは今夜の舞台で
メインキャストな役をもらっていて、
おそらくビクトリアは
その “補欠” なんだろう。
ꉂ[ ◜◡◝ ]
レイチェルに
“なんらかのアクシデント” が
おきなければ
ビクトリアは劇に出られなくて…
だから彼女は乾杯用のお茶に
“ヤバ気なクスリ(筋弛緩剤)” を
盛った、と✧
ꉂ[ ◜◡◝ ]{•••〕
Σ[‧̣̥̇ Д ]ﻌﻌﻌﻌ⊙ ⊙
いやいやイヤいや(苦笑)!!!!!✧

Σ[‧̣̥̇ ᗨ ]ﻌﻌﻌﻌ⊙ ⊙
いや
いや
イヤ
いや(苦笑)!✧
こわッ…!!!
ビクトリア、まじで怖いぜ。。。
なんか
むしろもう、ちょっと尊敬するぜ。。
[‧̣̥̇ ੭ु ´ ཫ `]੭ु⁾⁾
演劇科の内実を知らない以上
レイチェルにも問題がないとは
言い切れないけれど、
さ…さすがに十中八九
クスリを盛られようとしてる現場は
見過ごせない。
なんとかしないと!! ╭[‧̣̥̇ ・ㅂ・]و ̑̑ ✧

い…いやいや!? ビクトリア、先生が
なにかキミを呼んでるみたいだよ?
◟[‧̣̥̇๑´ᴗ`๑]◞ 〜♫

[‧̣̥̇° ꈊ °])) カクカク シカジカ•••!!!

スクリーンショットでは
うまくお伝えできないけれど
クロエからビクトリアの計略を聞いて
一瞬ギョッとする
レイチェルの挙動が秀逸★
さーて…
“鉄拳制裁タイム” 早よ✧ [ಡ౪ಡ] ))

こ…コイツ…(笑)!!!!✧
眉ひとつ動かさずにやってのけよった。
さては “常習犯” だな、、、。
:[´◦ω◦`]:ガクブル

さらばだ…ビクトリア。おまえはもう
しんでいる✧
Σ [☉3☉]{!〕
おっと、メールだ。

フランクと
“例の金” のコトでやりとり。
“無事回収に成功。
また明日連絡するぜ” …っと。
[☌⌓☌]✎))
“セラ”。
父親と密会していた不倫相手の名前。
例の “白いドレスの女” の新事実も
伝えられるっちゃあ
伝えられるけど…
本番前にわざわざ切り出すような
話題でもないね。
帰るトコロはないけれど…
舞台裏も騒がしくなってきたし、
僕らはそろそろ出ようか。クロエ。
じゃあねレイチェル、頑張って!
٩[´ω`*]و✧
Σ[ *•́◡•̀]{?〕
む。 楽屋の外にでると
今度はマジで演劇科のキートン先生が
騒いでる。
やたらと芝居がかった言葉で
話している内容は…要するに
どうやら “山火事” の影響で
町の道路に交通規制が置かれ
メインキャストの生徒がひとり
学校に来れないでいる、という
コトらしい。
少しずつ向かってこれてはいるけど
公演時間には遅刻してしまうと。
ふーん。
そっかー、たいへんスねぇ。
へー。
[ •́ㅿ•̀ ]))

キタ───── Σ[✪∀✪]{!〕─────!!!

“ドサッ” !

Σ[ ᗨ ]ﻌﻌﻌﻌ⊙ ⊙
先生は無視かーい(笑)!

Σ[‧̣̥̇ ᗨ]ﻌﻌﻌﻌ⊙ ⊙
“おじょうさま” は無茶振りかーい !!!?
クロエの顔芸が秀逸(笑)✧


•••顔(笑)✧
|||||||||| [。 。 ] ||||||||||
まさかの演劇を
やるコトになってしまった。。。。。
おのれ、レイチェル嬢め。。
Σ[‧̣̥̇ ಠ▃ಠ]))
し、しかも開演まで
もうあと僅かしかないのに…なんと
この役には台詞もあるじゃねーか!
台本も覚えなきゃならぬのか…!!!!!!
(※ ガチです。ガチで覚えます)
くぅ…!!!
わかった…!こうなったら意地でも
演(ヤ)ってやるぜ!!!!!!
[ ꐦಠ益ಠ]و ̑̑ ✧
いくぞクロエ!
パワー全開だ!!!!!!
¤◟[ `⌂ོ´ ]◞¤
[ ◎Д◎] < ▂▅▇▓▒░░◉

[*ノ° Д°]八[*゚Д゚*]八[°Д° *]ノ

《 “テンペスト” について》

ウィリアム=シェイクスピア著、
その道では “ロマンス劇” とも呼ばれる
1612年に発表された戯曲の中のひとつです。
テンペストとは “嵐” の意味で…
“家族の離散”
“再会”
“贖罪と和解”
“他者への許し”
などがテーマに込められています。
ミラノ公爵である “プロスペロ” は
彼の弟 “アントニオ” の謀略によって
その地位を奪われて失脚し、
幼い娘 “ミランダ” と共にある孤島に漂着。
12年もの間不自由な生活を強いられますが
島に封印されていた “魔女の衣(魔法の衣)” を
発見します。
ある日
弟のアントニオ一向が結婚式の帰路で
孤島の近くを船で航行するコトを知った
プロスペロは、復讐のために魔術を使って
風邪の妖精 “エアリエル” を召喚。
嵐を起こし、アントニオと
婚姻を済ませたナポリ王達の乗る船を
難破させて孤島におびき寄せるコトに
成功します。
さらにプロスペロは
父アロンゾと離れ離れになったナポリの王子
“ファーディナンド” と自身の娘ミランダが
恋に落ちるように仕向け
無理難題をファーディナンドに与えて
彼を苦しめます。
一方、島の別の場所では
アントニオと弟セバスチャンはこれを機にと
王権を持つアロンゾ殺害の陰謀を企て…
また島の別の場所では
プロスペロの僕(しもべ) にして醜い奴隷
“キャリバン” のプロスペロへの反乱などが
企てられますが…
そのあとも、
まあ…色々と起こります(略)✧
なんやかんや
かつての仇敵たちを翻弄し
懲らしめていくプロスペロでしたが、やがて
復讐のむなしさに気づき
彼らの罪を許す決意をするのです。
そして最後に以前のミラノ大公の姿、
宮廷の衣を纏ってふたたび彼らの前に現れ…
和解を果たします。
アロンゾ親子の再会。
ファーディナンドとミランダの結婚も実現し
プロスペロは魔法の衣を脱ぎ捨てて
自由の身となり、孤島を離れ
ふたたびミラノへ戻る
決意を語るのでした。 《完》
レイチェルが演じるのは
このお話の主人公にして
復讐の鬼 “プロスペロ”、
クロエが急遽ピンチヒッターを担うのは
プロスペロの使い魔にして
風の妖精である “エアリエル” です。
いやはや、まさか…まさかの大一番!
僕なんてセリフとか暗記したの…
小学校低学年のときに演った
“スイミー” 以来だぞ(笑)。
クロエの運命や いかに! [‧̣̥̇๑و•̀ω•́]و✧


|||||||||| ✧d[。 。 ] |||||||||||||||
ふうっ…!!!!!
“エアリエル” のパート終了。
なんとか…務めは…果たした…ぞ…!…

舞台袖の方にはチラッと
本物の “エアリエル” が見えた!
どうやら遅れていた生徒も無事学校に
着いたらしい。 [‧̣̥̇ ˊ̱ᴗˋ̱ ]=3✧
もうあとは
さりげなく舞台から
フェードアウトすれば…

Σ[ꐦ ᗨ ]ﻌﻌﻌﻌ⊙ ⊙✧
レ
イ
チ
ェ
ル
の
ア
ド
リ
ブ
だ
と
お
ぉ
ぉ
ぉ
うぅぅぅぅぅぇえーい!?
[′°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥‵]=͟͟͞͞= ⁽⁽٩[๑ ꈨຶ ᗨ ꈨຶ]۶⁾⁾
わ•••わっはっはっは✧
延長上等!!!! 演ってやる(泣)!


“我々の体は
夢とおなじ材料で できている”
“我らの儚い命は…眠りと共に終わる”

役柄のプロスペロとも…
演者のレイチェル本人のものとも
つかない告白のような、
誓いのような言葉を最後に受け取り
クロエは舞台を後にした。
その後も劇は続き、
拍手喝采のカーテンコールを以て
宵は幕引きを告げた。


いやはや…!
なんともイベント盛り沢山の
1日だった。
でもちょっと悔しいかな
レイチェルの言うコトも一理ある❋
そうか…、
精一杯がんばった日のおわりは
こんな感じなんだ。
“余熱” かな)) なんとなくクロエも
まだ心が踊っているみたい。
それが “夢” や “目標” といった
自身の内側から発露する感覚でも、
あるいは誰かと一緒にいるコトで
照らし出される感覚でも、
キラキラとした
素晴らしさに包まれるのは
どちらもおなじ。
この惑星から眺めれば月も太陽も…
おなじ “星” なのだから。
レイチェルと一緒にいれば
もしかしたら
いまのドン詰まりな日常だって
風向きが変わるかもしれない。
新しい世界が見えるかもしれない。
よかったね、クロエ❋
ꉂ [>ᗨ<]b
話の流れで…今夜は
レイチェルの自宅 “アンバー邸” で
ごはんをご馳走になることに。

Σ[๑°ㅁ°๑]{!〕

い…いい家に
住んでるなあ✧ [º﹃ º]ハァハァ
こんな暮らしがあるのに。
大好きな舞台をやって
綺麗なごはんを食べて。
毎日が地獄なんて言っていたけど、
べつに無理して町を出なくても
いいんじゃない☻? レイチェ…

★ジェームズ=アンバー (右)

正義に燃える地方検事にして
レイチェルの父親。
“あんな場面” さえ見なければ…
ただの良いお父さんというだけの
登場人物だっただろうに。
★ローズ=アンバー (左)

なんとも人の良さそうなレイチェルの母親。
この人は
旦那さんが他の女性と
密会しているコトを…
知っているのだろうか。
…そうか。
大好きだったお父さんのコトが
大嫌いになっちゃって、それでも毎日
顔を合わせないといけないんだ。
“良い子” を
演じていなければならない。
[•´ω•]
クロエとはちがう境遇だけど…
レイチェルはレイチェルの
地獄をみてるってコトなんだね。
ごはんができるまでは完全に
手持ち無沙汰。
アンバー夫妻とひとつ屋根の下にいる
お騒がせ少女、クロエ。
たしかに “セラ” との間柄とか
聞きたいコトは山ほどあるけれど。
なんだろうねぇ。ムズムズするねぇ。
た…たのむから
イイ子にしてるんだよ?クロエ(苦笑)。



“なにかやらかしそう感” が
ハンパない(笑)。
こらえろ、こらえるんだ、クロエ。
[‧̣̥̇ ≖ˇ◇ˇ≖]و ̑̑ ✧
間に困って
ローズ(レイチェルママ) に
話しかけると…夫に
飲み物を聞いてきてほしいとのコト✧
それくらいなら、おまかせあれ☻))

Σ[‧̣̥̇ ᗨ ]ﻌﻌﻌﻌ⊙ ⊙
クロエえぇぇ(笑)!!?

なんとか適当に
モチャモチャッとその場はおさまり
夕飯タイムスタート!
もうメッチャメチャ波乱の予感。
₍₍\[´ω` ]/₎₎ ₍₍\[ ´]/₎₎ ₍₍\[ ´ω`]/₎₎~♪

もうレイチェルパパに仕掛けたくて
仕方のないクロエ、
“山火事” の真犯人に
そうとは知らず苦言を呈する両親、
親に一家言ありながらも
急所を突かれるレイチェル。
三つ巴の攻防戦である。。。
[‧̣̥̇ ° ꈊ °]ハラハラ•••!!!

Σ[‧̣̥̇ ≖ˇェˇ≖]{!〕
まずい。
不倫現場を目撃されておきながら
そうとは知らない
ジェームズ(レイチェルパパ) の
きれいごとが…
娘の神経を逆撫でしてしまった。。
無言のまま小刻みに震えるレイチェル、
コレはもう放っておいても
何かしらの “イベント” が
起こりそうだけど。
選択を迫られるクロエ。こ…ココは…!
[‧̣̥̇ಠ▃ಠ]و ̑̑ ✧{•••!!!〕
わかった、吠えろ!クロエ!!!!!!!!!!!!!!!!!

ついに炸裂する
フルパワーのクロエの悪態!!!!!!!!!!
そして放送禁止用語(苦笑)!
¤◟[ `⌂ོ´ ]◞¤
ごはんご馳走になったのに
スンマセン!!!
奔放なクロエに追随するカタチで
いよいよレイチェルも
父親に本音をぶつける!

Σ それはべつに要らない情報では(笑)!?

“バリィィィン!!!!!”
激情に身を任せて、
机のガラスと食器を叩き割る
レイチェル!!!!!!!!!!!
修羅場だ!こわい! いやだ!
かえりたい!


僕らは…

夢と同じ材料で できている。

僕らの命…

僕らの儚い命は…

眠りと共に終わる。


つづく。⇝